浄水器の選び方と口コミ

浄水器とは飲料や炊事に使う水道水を浄化し不純物を除く器具であり、家庭用とレストラン等の業務用があります。各々の基本的な考え方や性能は同じですが、器具の大きさや費用は大きく異なります。ここでは主に家庭用の浄水器についての説明をします。先ず日本の水道水の衛生は世界でもまれなものであり、そのまま飲んでもほとんど問題はありません。

浄水器が注目されるようになったのは、水道水に含まれる殺菌用の塩素が時間とともに発がん性のある物質に変質するとの研究結果が出てからであり、塩素やその他の不純物を除いた方が安全安心との市場動向から多くのメーカーから様々な商品が販売されています。また浄水器の性能に関しては家庭用品品質表示法で定められており、ほとんどのメーカー品では各々特徴はあるもののこの基準を満たしています。このような中でどの商品を選ぶのかは一般消費者にとって難しい問題だといえます。そこで友人知人の、実際に使用した経験に基づく口コミは大変有力な判断材料になります。

ただここで注意したいのは、①口コミは主観的なものになりやすいことです。なぜなら性能そのものは専門的な機関による分析によるものであり、一般消費者が生活の中で実感できるものではありません。製品の良し悪しは恐らく水道水のカルキ臭やカビ臭が取れたなどの感想に基づく場合があることです。ただしこれらの臭気は都市によって異なるものであり、また個人差もあるので口コミがそのまま自分の家庭にも当てはまるとは限らないことが挙げられます。

また②より客観的なものとして不純物を取り除くカートリッジを期限ごとに取り替える必要があり、その度に費用が掛かりますが、これは家族の構成など水道水の使用量によって当然変わってきます。以上の通り、口コミは有力な武器ですが、冷静な判断も必要です。